新型コロナウイルス感染症の影響で借金を支払えなくなった

借金を抱えているが、コロナウイルスの影響で借金の返済が出来なくなった場合には、どのような行動を取ればよいのでしょうか。

返済ができなくなったとして一番行ってはいけないことが「相談をせず返済をしないでそのままにしておくこと」です。

返済ができない際の対応の方法としては以下の通りです。

・債権者に相談する
まずは債権者に相談をすることによって事情を説明、返済の猶予などを得られるように自ら交渉を行います。

ただし、問題を先送りするだけで根本的な解決になりません。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・任意整理手続　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現在支払いをしている借金を専門家が本人に代わって交渉し、原則、将来の利息をカットして3年～5年の間で毎月一定額を支払う手続きのことをいいます。計画的に支払いをすることができるのと任意整理する債権者としない債権者を選択することが可能です。

・特定調停手続
債権者に相談を行って解決しない場合には、特定調停手続という方法があります。特定調停手続とは、調停委員の仲介で債務者が抱えている債務を裁判所の手続で債権者と話し合うことによって将来の返済計画を決める手続きのことをいいます。

・個人再生手続
債務者の借金を圧縮し、裁判所の手続の中で将来の支払いの計画を立てて、債務者の経済生活の再生を図る手続きを個人再生手続といいます。個人再生手続は事業活動を行いながら借金を返済することになりますので、継続的に現在の生活を制限せずに生活をすることができます。

司法書士絆総合法律事務所では、債務整理に関するご相談を承っております。名古屋市を中心に愛知県、岐阜県、三重県の東海3県にお住まいの、債務整理についてお困りの方に対して、親身に寄り添い、生活の立て直しのサポートをさせていただきます。
債務整理についてお悩みの際は、ぜひ当事務所までご連絡ください。